競馬界にはさまざまなジンクスがあります。1番人気は秋の天皇賞に勝てないとか、産経大阪杯馬は春の天皇賞を勝てないとかです。そういうジンクスのひとつに
阪神ジュベナイルフィリーズを人気薄で勝った馬はその後活躍しないというものがあります。実際にスエヒロジョウオー、タムロチェリーなどはその後引退まで1勝も
あげれていません。そして2005年の本レース優勝馬・テイエムプリキュアもそのジンクスに翻弄された一頭であります。
テイエムプリキュアは9月の小倉でデビュー、連勝し、阪神ジュベナイルフィリーズに進みました。本レースでは8番人気に低評価でしたが、それを覆しG1制覇を
成し遂げました。しかしその後件のジンクスが彼女に襲い掛かります。春緒戦のチューリップ賞4着、桜花賞8着、フローラステークス7着、オークス11着と馬券に
さえ絡めなくなります。オークス後、脚部不安を発症し長期休養し、2007年に復帰します。第56回有馬記念 予想ですがその後も勝てないレースが続き、20戦して二ケタ着順13回の
惨憺たる結果であったのです。そして2009年、日経新春杯を最後に現役を引退することが発表されます。引退レースの日経新春杯では思い切った逃げ戦法で道中を
進みます。折りしもこの日の天候は雨、そして彼女のハンデも出走馬最軽量東京大賞典 万馬券ということもあり、直線にはいってもその脚は衰えず、なんと1着入線、3年1ヶ月ぶりの
勝利を挙げてしまうのです。この勝利により引退は撤回され、秋のエリザベス女王杯でもブエナビスタの2着にはいる活躍をみせます。しかしこれが最後の好走となり
ました。この後再び2ケタ着順のレースが続き、2010年11月ついに引退することとなったのです。
彼女ははたしてジンクスを打ち破れたのか、その判断はあなたにおまかせします。