競馬においては、その血統というものが大きく影響します。スピード血統からはスピード馬が、スタミナ血統からは長距離を得意とする馬が生まれやすくなります。です
から競馬を攻略する際には、そのレースとの距離適正を血統より想像してみるのも有効な方法となります。
例えば菊花賞です。この牡馬クラシック第3弾のレースは、3000mでその強さを競いますからなんといっても長距離適正が必要となります。今の種牡馬で高い長距離
適正を持っているのは、まずダンスインザダークでしょう。
自信も菊花賞馬であるこの馬の産駒は通算で3勝、2着も2回しています。しかし特徴的なのは、G1 有馬記念自信が人気で
菊花賞を買ったのとは異なり、あくまで人気薄、ダークホースであったということでしょう。前走条件戦、或いは重賞でも好走していない馬が距離適正だけで菊花賞を激走
してしまうというパターンなのです。
次に有力なのはサッカーボーイ産駒であります。サッカーボーイ自信は、マイルから中距離を得意としていた馬で、長距離とは縁のな
い馬でしたが、血統的には長距離の血が色濃く、産駒にはナリタトップロード、東京大賞典ヒシミラクルなど長距離で活躍する馬が多いという特徴があります。反対に菊花賞で不振な
のがマンハッタンカフェであります。この馬も菊花賞馬でありますが、産駒は過去10頭出場しましたがいずれも4着以降に終わっています。産駒全体で見ても3000m
以上で馬券に絡んだのは1度しかなく、どうやら産駒に同馬の長距離適正は伝わっていないと見るべきでしょう。
このように血統的な特徴から、ある程度馬券対象を絞り込むことができます。しかし血統は分析に指標のひとつに過ぎません。血統傾向から外れた産駒もたくさんいます
から情報の総合的な判断が肝要であります。